「こんなに鮮やかな裂き織りができるのか」
完成した裂き織りを見て、その繊細な色の組み合わせに感動する。
本日、おおのキャンパスにある裂き織り工房にお邪魔した。駐車場に車をとめ、工房の中に入る。
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1 台に腰掛ける
「こんにちは」
中には2人のスタッフの方がおり、「裂き織り体験はできますか?」と伺うと、「できますよ」と返してくれた。
裂き織りとは、糸をつむぐことで、卓上におくコースターなどを作る。おおのキャンパスでも裂き織りを体験でき、平日にお邪魔した。
裂き織りの台が何台も並べられているから、よさそうな台を選んで腰かけた。
2 編み
「ここをこうして」
講師の方は、裂き織りの過程を説明してくれた。一度、手前の器具を動かして糸を前に持ってくる。その後、トントンと、持ってきた糸を固定する。
間違って編んでしまったときは、やった動作と巻き戻して動かすと、絡んだと思ったイトが元に戻るからおもしろい。
とりあえず、夢中になって出来上がった裂き織りは、青と紺がまじった、夕方の海のような色になった。
3 お話
30センチの裂き織りをして450円を支払った。その後、職員さんにお話を伺う。
過去に集団の受け入れはあり、現在も大野高校の学生の授業が行われる。
今回は短いコースターを作ったが、もっと上にいけば布製品ができるという。
「昔は出張もあったね」
「そうだね、なつかしいね」
裂き織り台は何台もあり、出張して教えたことはありますか?という質問に答えてくださった。数年前には、横須賀や東京、仙台、盛岡にも出張して、裂き織りの体験を開催していたそう。それも、大野村が洋野町として、種市と合併する前。
このように、裂き織りとともに、僕が来る前の洋野町大野の取り組みについて知れた。
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