木の香りで癒される 木工のスプーン体験がおもしろい おおのキャンパス

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おおのキャンパスには木工工房があり、今回スプーン体験でお邪魔した。

まず、協力隊の先輩に木工で活動している方がおり、その方の作るスプーンと女性の像は惚れ惚れとする。

その技能を教わりたいと思い、木工体験のアドバイスをお願いしたところ引き受けてくださった。

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1 デザイン

「こんな感じで線を書いて」

完成形のスプーンを見ながら、木の端材にスプーンの形をなぞる。

スプーンを左右対称にするために、心がけてデザインした。

しかし、初心者であるから、先輩のきれいなデザインを元に、さくらの木にデザインを書く。

「次はおおのキャンパスで」

ヒロノットでデザインと、デザインの線を書く作業をしたが、スプーン作りでは木工専用の機械が必要で、次回はおおのキャンパスの木工工房でやることにした。

2 おおのキャンパス

「お久しぶりです」

講師の方とは、盛岡四高の同行でお世話になった。木工体験で、高校生は箸を作った。

今回は自分がスプーンを作る側で、講師の方と協力隊の先輩から指導をうける。

「ここ、もっとなめらかにできるね」

迫力のある電動のこぎりやベルトサンダーで大まかなスプーンの形を削り出し、電動やすりや紙やすりで形を整えていく。

その作業は、集中もできるし、鼻の中に心地よい木の香りが入ってくる。

「最後に塗装をしよう」

なめらかになったスプーンに、塗装をほどこす。クルミの油やみつろうでもいいらしいが、僕はくるみアレルギーだったし、みつろうは木が痛みやすいとのことで、木工職人さんが使っている塗装剤を少し分けてもらった。ほんと、ありがとうございます。

というわけで、簡単にスプーン作りの工程を書いたけれど、一本のスプーンを作り終えた達成感はすごい。

大野木工の器は、ひろの商店さんで売られていました。大野木工は、横浜の保育園に取り入れられてることもあり、木の素材、香りによってリラックス効果もあります。