文化的友だち

・ブログ 
「なにか、おすすめの郷土料理はありますか?」

「せんべい汁がおすすめだよ」

 先輩に郷土料理について聞いたところ、せんべい汁やいちご煮について教わった。 八戸みろく横丁や、階上ポセイドンでせんべい汁が食べられるという。


「あとは、八食センターもおすすめかな。きりやさんにもいちご煮があるよ」


「そうなんですか!」


「八戸の日曜朝市もいいよね。千人規模の人が来ているよ」


 そんなに大きな朝市があるとは、移住してきたばかりで初めて知った。
・ブログ 道の駅 先輩からのお話
「昔はすべて白米というのが贅沢だったんだよ」
やませによって夏でも冷涼な沿岸部では、お米の産出が少ないこともあった。
そのため、雑穀ひえやあわをご飯に混ぜることが普通だった時代もあるそう。
「雑穀ってどーやって食べればいいんですかね」
「ご飯とかに混ぜるといいよ」
先輩が指し示す先には、黄色や黒、白などの雑穀が並べられていた。次にご飯を炊く時、混ぜてみようと決意する。
あとは、車での移動中に帯島の文化や地形、
ホルスタイン(乳用牛)を育てている酪農家の方について、下重農園さんという産直にパンなどを卸している事業者、黒豆ケーキで有名な竹山製菓さんなど紹介してくださった。
本当に、地元で働いている先輩がいると、インターネットでも乗っていないことをたくさん教えてくれる。これが、異文化適応で言う、「文化的友だち」と思えば、とても良い先輩を持った。
あめるという表現もある。この時期の豆しとぎは、「すぐにあめる」から産直に出てないとのこと。