味噌作りと、協力隊との交流 洋野町・久慈市地域おこし協力隊

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「今日はよろしくお願いします」

本日、協力隊の先輩であるSさんと、隣の市町村の協力隊であるNさんと一緒に味噌作りを行った。

体験作りのレパートリーを増やせないかを模索する過程で、Sさんが味噌作りができることを知り、「お願いします」と頼んだところ快く引き受けてくださった。

1 準備

「器具、用意してきたよ」

味噌作りは初めてで、使う道具やコンロをSさんが用意してくれる。そして、材料を近辺から仕入れてくる過程から、味噌をかめに詰めるまで、丁寧に教えてくれた。

「あ、こんにちは!」

味噌作り、隣町のSさんもお誘いした。以前から農業について、アドバイスをいただいたり、質問を伺っている(例 せっかく海に近い街ですんでいるから海を活かした農業ができないかと伺った)。今回も、味噌作りについての知見とアドバイスをもらいたいと思い、誘った。第一は、Nさんと話すのがおもしろいという理由だけれど。

というわけで、味噌作りをして、SさんとNさんから、味噌作りの工程と知識をふんだんにいただく。

そして、Nさんが、僕たちが働くN町の畑を見たいとおっしゃったから、Sさんと一緒に案内した。

「うわあ、いい感じに自然ですね」

Nさんは、北陸で農業に携わっていたこともあり、自分ながらの農に対する軸を持っていた。

最近、長崎の菌ちゃんファーム(糸状菌を活かした農法)をSさんが実践しており、それを一緒に見に行った。

帰り道、Nさんから「僕たちの自治体は、協力隊に~しろとは言いませんね、けど、成果はあげたいです」とおっしゃった。

自治体は、協力隊を採用し、協力隊が続けている範囲ですでに採算がとれているというお話を、別の方からも聞いた。

「自治体は、協力隊がきてくれるだけでありがたいのかな?」と思うけれど、裁量の大きい働き方ができるのも、期限がある。

また、それは総務省の協力隊のマニュアルに沿った活動であることが前提で、また、所属する組織のイメージも大切にすること。

協力隊の活動は、とてものびのびとしていて、挑戦するにはもってこいの制度だ。だから、それを期限が切れた後の自分のバネとして、最大限時間を活用しないとなと、先輩のSさんや、隣町のNさんから聞いて思う。

▼種市図書館で見つけた 発酵の本! 味噌作りの勉強をしたけれど、海産物の発酵についても紹介されていておもしろい!